2002年 JAM
国際鉄道模型コンベンション |
昨年に続きJAM国際鉄道模型コンベンションに出展しました。 昨年は16.5mmのレイアウトの内側に13mmのレイアウトを敷設しましたが、 13mmのレイアウトをよりよくご覧いただくために今年は個別に設置しました。 そのため、出展クラブのなかではライブを除き最大のスペースとなりました。
また、今回はレイアウトの展示のほかに、Oゲージナローのジオラマ製作実演と、 クリニックでの講演を行いました。
15日の10時から搬入開始ということで、10時15分頃ビッグサイトへ到着。 ところが、業者の隅だし作業の遅れのため実際に設営を開始したのは12時頃からでした。 昨年と同様に、机の設置、腰布の取付け、パンチカーペット敷きという手順でですが、 16.5mmと13mmのレイアウトを分離したために面積が昨年より広くなった分、作業に時間がかかりました。
線路の敷設を終わり、ポイントの動作確認中にコントローラのスイッチ破損が発覚。 部品がなく期間中の修復は不可能なため、今回は駅1番線からヤードへの引き上げができない 状態で臨むこととなりました。
その後、試運転兼レールクリーニングカーの走行を行いレイアウトの設営を完了しました。 搬入日はエアコンがないため会場内は蒸し風呂のようで、全員、汗だくになって8時頃に 初日の作業を終わりました。
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JAM国際鉄道模型コンベンションも今回で3回を数え、知名度もアップしたようで 昨年を上回る40000人以上の入場者がありました。初日、2日目は天候に恵まれましたが、 最終日は台風13号の接近が伝えられる中での開催となりました。
今回は16.5mmと13mmを分離して展示しました。
16.5mmの方はコントローラの破損や、途中、ポイントマシンの故障などがありましたが 何とか最後まで走り続けました。シーナリーなどない殺風景なレイアウトですが、 走る車両はディテールまで作り込んだものが多く、観客は車輛に顔を近づけて見ていました。
一方、13mmの方は軽井沢駅のスケールモデルとなっています。昨年は駅だけしか完成して いませんでしたが、今回はカーブまで完成しました。
JAMクリニック部会からの依頼により、「運転を楽しむための車輌整備」という演題で 講演を行いました。講演は16.5mm編と13mm編の2部構成で行いました。
講演内容については後日このホームページでご紹介する予定です。
3日間でセクションを完成させる製作実演です。セクションの製作だけでなく、 そこで使う樹木の作成過程を展示するなど、ディスプレイにも工夫しました。 連日、観客が絶えることのない人気のコーナーでした。