オハフ33 3004
昭和51年7月28日 羽前水沢 839レ
車掌室(手ブレーキ側)にも乗客の姿があり、テールライトも隠れているのでオハフ33形に見えないですね。 手ブレーキのロッドだけが証拠です。

昭和40年1月に長野工場でオハ35 2345を改造。種車のオハ35 2345は昭和15年大宮工場製ですが、 変形車ではなく標準のスタイルです。戦前製丸屋根車体で平軸受のTR23を履いているので1000番台とされています。 丸屋根車体ですから近代化改造併施の対象とならず、塗色はぶどう色2号、便所・洗面所窓は上昇窓のまま、 車掌室窓も改造されていません。 改造時の配置は長岡、47年度に新津に、 55年度に直江津に移動し昭和56年9月に廃車になりました。