トップナンバーアルバム

撮影場所は仙台と記憶しているのですが、行き先サボが仙台で乗客が車内に見えます。  昭和46年7月26日 仙台駅


 高校2年の鉄道研究会の合宿では郡山工場を見学したのですが、この旅行では多くのトップナンバーに出会っています。 このアルバムにクモハ590、D51を掲載しましたが、今回は交直急行形のクモハ457-1をご覧ください。
 電化前の羽越線で撮影のあとキハ82系の「白鳥」で青森へ、青森から夜行急行で仙台、その仙台で出会ったのがクモハ457-1です。 そして合宿の集合場所である郡山に移動。 郡山駅からはタクシーで向かったのですが、「郡山工場まで」と言ったら「どこの郡山工場ですか?」と言われてしまいました。 色々な企業の郡山工場があるなんて全く想定外でした。
 実は、個人的には交直急行形があまり好みではありません。 おまけにこの中途半端な写真ということもあり、掲載が遅れることになりました。
 さて、交直の電車は交流側が50Hz、60Hz、両用で形式が分かれているうえ、モーターの出力がからみ、とても複雑です。 好みではないため未だに訳がわからないので整理してみました。


クロハ455のページより再掲

 457系は50Hz、60Hz両用、モーターはMT54の120kW、抑速発電ブレーキ付の最終グループですね。 なお、付随車は抑速発電ブレーキの対応、非対応で2系列にまとめられています。 クモハ457・モハ456のユニットは新製時より冷房付で、昭和44年にトップが製造、46年までに19ユニットが製造されています。 このトップナンバーは平成14年に廃車、系列としてはJR西日本のグループが最後まで活躍しましたが、 平成26年に形式消滅しています。(2017年2月 H・T)


連接車体をボギー車に改造した際に余ってしまったクモハ591形の中間車体が見えます。  昭和46年7月26日 郡山工場