トップナンバーアルバム

E127系トップナンバー編成を先頭にした新潟発新発田行きです。 先頭クモハE127‐1の屋根上にあるのが発電ブレーキ用抵抗器。
2013年5月12日  新潟駅

トップナンバー編成はラッピング車で、形式番号の表示位置だけ切り取られています。 4連客室窓は中間2枚のみ下降式窓で開閉出来ます。
2013年5月12日  新潟駅

クモハE127-1の相棒クハE126-1です。  2013年5月12日  新潟駅


 昨年、友人に誘われて「ばんえつ物語号」を撮りに新潟まで行ったのですが、 新潟駅でクモハE127を見て「えっ、こんなのいたの!?」と驚いてしまいました。 701系の直流版が存在することは知っていたのですが、直流版も701系と同じ顔と思っていたからなのです。
 そんなことで歳を感じる今日この頃ではあります。(2014年8月 H・T)
 大手カメラメーカーがフィルムカメラの新規開発を中止してからかなりの時間が流れ駅売店、 コンビニなどではフィルムはほとんど取扱わなくなりました。 さらにカメラ店でもフィルム陳列ケースが縮小、棚1段だけというのも珍しくなくなっています。 私もとうとう1年半前、デジタル一眼レフを購入しました。 ところが、ある日突然、カメラがSDカードを読み込まなくなりました。 他のSDカードではカメラは正常に動作しますので、SDカードが壊れたのです。 カメラ店、さらにはデータ復旧専門会社へ持ち込みましたが、結果は「復旧不可」。 SDカードに保存をしていた約1,000枚の画像データが消失したのです。 一部はプリント保存をしていたものの、 データのバックアップはとっておらずの改めてバックアップの必要性を認識いたしました。 なお、SDカード製造メーカーは、データ消失などの2次被害は一切補償せず、 代替品を送ってきただけでした。
 今回のクモハE127-1は残っていたプリントをスキャンしたものですので、 画質が少し悪くなっていますがご了承下さい。
 さて、E127系は新潟地区で普通列車として使用していた165系・169系が老朽化し、 その取り替え用として1995年(平成7年)に登場しました。 VVVF、回生ブレーキを採用していますが、閑散線区での運用を考慮、 回生ブレーキ失効に備えクモハE127形の屋根上に抵抗器を搭載し、 発電ブレーキ併用となっています。 車体は通勤対策のため3扉で、座席もロングシートです。 新潟地区へは2連13本が配置されました。 その後、車体を701系タイプとした100番台が松本地区へ2連12本を配置されましたが、 以降の増備はありません。 新潟地区へ、115系置き換え用としてE233系ベースのE129系の投入計画が発表されていますので、 この小世帯のまま推移するものと思われます。
 ところで、国鉄時代は型式番号十番台が“0”を、加速性重視、 4扉でロングシートの通勤形(101系、103系など)、高速域での性能重視、 3扉、セミクロスシートの近郊形を“1”“2”とする区分がありましたが、 国鉄末期から211系などの近郊形でも通勤対策でロングシートを採用した車両などが現れ、 区分が不明確となりました。 さらに最近はE231系、E233系などのように通勤、近郊どちらでも対応できる車両が開発され、 形式番号を見ただけではどんなタイプの車両か分からなくなりました。 そろそろ形式の付与方法を変える時期なのかもしれません。(2014年8月 T・O)