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全検直後のようで綺麗なコキ107-1。慌てて撮ったので後追いです。 「JRF」マークは省略されていました。
2018年8月31日 二宮〜大磯

こちらが本命だった東海道を上る東福山8月30日出発の54レ福山レールエクスプレス。 機関車次位に全国通運の「OJI」と表記されたコンテナを積載していました。 なお、この措置は、西日本豪雨被害で山陽本線が不通となっているからとの話を聞きました。
2018年8月31日 二宮〜大磯

東京貨物ターミナルの公開時の展示車両の1つでした。 当日は大変な賑わいで、この写真を撮るのにずいぶん粘った記憶があります。 警備の方でJRFマークが隠れていますね。 (撮影:H・T)
平成25年5月5日 東京貨物ターミナル


 100系のコキは4両ユニットでスタートしましたが、 増備は2両ユニットになり、次に単独使用が可能な形式が登場し、 結局は単独使用が可能な形式だけが増備されることになりましたね。 今や電車は編成単位での管理が当たり前になりましたが、 気動車や貨車では固定編成を好まないのが面白いところです。 このあたりは職場の風土とか意識がモノを言うのでしょうか。
 さて、今月の友情出演は、現在の主力コンテナ車コキ107形です。 東京貨物ターミナルの公開時に私が撮った画像も合わせてご覧ください。
(2018年9月 H・T)
 私は、健康のため東海道線の列車を眺めながらウオーキングすることが日課です。 ある日、東海道線を上る福山レールエクスプレスを見ていると、 見慣れないコンテナが積載されています。 「あれ?」と思い、翌日カメラを持ち待ちかまえると、 やはり毛色の違うコンテナが載っていました。 更に眺めているとコキ107-1が組み込まれていたので撮りました。
 さて、コキ107形は、1971年(昭和46年)から1974年(昭和49年)までに、 製造されたコキ50000形の置換え用として、 コキ106形をベースにコストダウンを図った車両です。 このコキ107-1は2006年(平成18年)12月に日本車輌で試作車として誕生しています。 コキ106形と同様、最高速度は110km/hで、JR12ft、20ft、 30ftコンテナと国際輸送用海上コンテナが積載出来ます。 コキ106形より軽量化されて、側梁補強が異なります。 ブレーキシステムは、もちろん応荷重電磁自動空気ブレーキですが、 ブレーキ装置はコキ200形で実績がある台車架装式ユニットブレーキとなり、 保安度向上と保守低減を図っています。 そのため、台車は、コキ106形のFT2Bからコキ200形のFT3を改良したFT3Aを採用しています。 また、手ブレーキはコキ100形からコキ106形まで台枠側面に設けていましたが、 コキ107形では、操作性改善で手摺部分に変更されています。
 2008年(平成20年)から量産が始まり、現在JR貨物の主力となっています。
(2018年9月 T・O)