JR北海道から来年（平成19年）の正月臨が発表になりましたが、 「エルム」の名前がないと友人から連絡がありました。 このまま「エルム」は消滅してしまうのか？ それともJR東日本の列車だから書かれていなかったのか？ （2006年10月　H・T）

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　2006年夏、とうとう2往復となってしまった「エルム」を撮ろうと友人達と出かけました。 当初は定番の片岡〜矢板間を考えていましたが、台風が近づき天候が悪くなるとの予報でしたので、 無理をせずお手軽に野木〜間々田間での撮影となりました。
　集合時間が遅くなったのでゆっくりと間々田駅に向かう途中、 さいたま新都心駅で止まっているタンク車を見ると 大山＠管理人さんが トップナンバーNG集 で紹介したタキ1000-1が最後尾に連結されています。 すぐに降り撮影！「エルム」の撮影では トキ25000-1のときといい、 トップナンバーを出会う確率が高いように感じます。
　さて、このタキ1000形ですが、国鉄時代のタキ1000形 （この国鉄時代のタキ1000形については 吉岡心平のホームページNO.228 に解説があります） とは全くの別物でJR貨物になってから誕生した新形式です。 このため、形式と車番は「-」で分けられています。
　従来、タンク車は75km/hで運行されていましたがダイヤ編成上ネックとなることが多く、 速度向上を目的に開発されました。さらにタキ43000などど同じ異径胴タイプですが、 車輪を810mmと小さくして45tに積載量を増やしています。
　日本石油輸送（株）と日本オイルターミナル（株）の2社が所有し、 当初の目的通りこのタキ1000形のみで編成された95km/h貨物が誕生しました。 （2006年10月　T・O）