トップナンバーアルバム

手前からクモハ6001+モハ6101+クハ6051。車体は205系そのものですが、水戸岡氏のデザインと分かる外観です。  2014年8月28日 大月駅


クモハ6001は元中間電動車のモハ205-6ですが、運転室を違和感なく増設しています。   2014年8月28日 大月駅


クハ204-2だったクハ6051です。   2014年8月28日  大月駅


 今月の友情出演はクハ205-1と富士急に譲渡された205系のクモハ6001の豪華(?)二本立てです。 スハネフ14形が下吉田駅に保存された時、 仲間と富士急に行き「フジサン特急」と「富士登山電車」、それにこの6000系に乗ってきました。 山梨県は東京都、神奈川県に接しているとはいえ、 長津田から大月までが1144円で、横浜から千葉の1080円とほぼ同じ金額なんですね。 青春18切符を使っても得にならない近さ、もっと足を向けてみましょうか。 (2015年8月 H・T)
 トップナンバーでクハ205-1を取り上げましたので、私鉄に譲渡されトップナンバーとなった元205系も取り上げておきます。
 埼京線、横浜線、南武線を走っていた205系の数多くがインドネシアへ渡り、現地に溶け込んでいます。 しかし日本国内にも現在はわずか12両ですが譲渡車があります。 富士急が2012年(平成24年)から導入を始めた6000系です。 京葉線で使用されたケヨ25〜27編成で窓枠に特徴ある量産先行車です。モハ205+モハ204+クハ204が先頭車改造、 耐寒設備・パンタ増設などの上、クモハ6000+モハ6100+クハ6051として登場しました。
 富士山を見ながら乗車する車両なので、一段下降窓の量産車の方が良いのでは?と思いましたが、 乗ってみると意外と窓桟は気になりません。 ただ6000系は普通列車ですので、地元民にとっては車窓から富士山を眺めることはあまりないのでしょう。
 なお、一段下降窓を採用の量産車も1編成(+500番台)譲渡されています。 国内ではまだ多数在籍していますので、さらに仲間が増え1000系を駆逐していくのでしょうか。 (2015年8月 T・O)