トップナンバーアルバム

平成25年11月25日 広島港


 昨年(平成25年)の大学鉄研の同期の旅行は広島でした。 しかし、世の中の客車が絶滅危惧種となってしまい、広島で撮れる客車はなし。 一番近い客車は「奥出雲おろち号」ですが、広島を朝一番の列車でも備後落合の折り返しに間に合いません。 JRといえども、ローカル線は不便になった路線が多いように思います。 そんなことで、晩秋のセノハチを撮り、二日目に呉軍港巡りに向かう道すがら出会ったのがこの701でした。
 広島電鉄の700形は、軽快電車の思想を取り入れて昭和57年から60年にかけて11両が製造されました。 最初の7両は、750形のモーターを再利用しているので釣り掛け駆動です。 最後の4両はモーターも新調され平行カルダンになったので、番号が710番代に区別されています。
 車体はアルナ工機で製造されましたが、この車体デザインは函館や東京などによく似た車両が登場しましたね。 ただ、両手操作のワンハンドルはちょっと珍しく、初めて見たような気がします。 (2014年2月 H・T)


701は正面しか撮れなかったので700形のスタイルはこちらでご覧ください。  平成25年11月24日 広島駅前