トップナンバーアルバム

平成18年11月25日  蒲田−梅屋敷



 京急の泉岳寺から蒲田までは東京都、京成、北総の車両が顔を出すのでバラエティー豊かですね。 それを裏返せばトップナンバーに出会える確率が高いとも言え、トップナンバーアルバムのネタ確保にもいい場所です。 この時は京急がマイブームでしたので、600系の青い京急と蒲田駅高架工事の記録が目的でしたが、 トップナンバーが網にかかればラッキーと思っていました。
 蒲田駅付近の工事現場は足場が悪く、撮影アングルには苦労しましたが、 目論み通り(?)網にかかったのが北総の9001でした。 この日は南太田で青い600と801-1(トップナンバーアルバムに掲載済み)が撮れましたので上出来の一日でした。
 さて、北総鉄道の9000形は昭和59年の千葉ニュータウン線開業時(小室−千葉ニュータウン中央) に住宅・都市整備公団2000形として6連(モハ2ユニットとクハの4M2T)2本が製造されました。 その後、平成2年に浅草線乗入れ対応工事、中間車を増備して8連化、翌3年には台車交換により先頭車をMc化しています。 さらに平成6年には京急の車両と番号が重複することから9000形に改番されました。 外板のみステンレスを使用したセミステンレス車ですが、 それ以上に鉄道を本業としない公団が製造しただけにひと味違う雰囲気を持つ車です。
 所有者の住宅・都市整備公団は当初より鉄道事業の運営を北総開発鉄道に依託 (昭和63年からは北総開発鉄道が第2種鉄道事業者)、平成11年には都市基盤整備公団と名称が変わり、 16年の独立行政法人都市再生機構への移行にあたり撤退、資産は千葉ニュータウン鉄道に引き継がれました。 この時に車両の社名表示が北総鉄道に変わり、 鉄道ピクトリアルの鉄道車両年鑑でも北総鉄道の車両としてカウントされるようになりました。 (2010年12月 H・T)


この日の目的の一つは600系の青い京急   平成18年11月25日  南太田