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2002年2月16日 浜大津
滋賀県に在住していたときに浜大津駅で撮った写真です。
なお、この浜大津駅は国鉄が東海道線を短絡する前の旧大津駅です。


 京阪は好きな私鉄と書いたのですが、実は京阪三条以北は対象外だったりしま す。蹴上付近の廃止以降は運転系統すらわかっていません。その昔に乗り潰しは したんですけどね。(2006年8月 H・T)
 この701+702は350形の車体を利用する形で1992年(平成4年)に誕生していま す。なお、350形の車体を利用したのは、最初の4輌のみで後は500形の車体を利 用しています。滋賀に移り住んで、慣れてきた頃でしたが、京阪601でもお話を した通り、近くに住んでいながらこの新車を撮影にいくこともありませんでした し、見に行くこともありませんでした。この700形は600形と見た目、大きな変化 がなかったことが一因としてあるかもしれません。
 700形は600形の兄弟車のような存在です。ブレーキが電気指令式に変更された り、前面窓が傾斜のあるものから垂直になったりしていますが、側面はほぼ同じ です。その理由は、元々は600形5次車として計画をされていましたが、1990年 (平成2年)京津線が乗り入れをする京都市営地下鉄東西線の車輌規格が決ま り、その内容に大津線全体を600V→1500Vへ昇圧することが含まれていました。そ の結果、1500Vに対応できる車輌として形式を700形と改め誕生しています。
 この700形も600形と同じく3代目です。初代は本線の1550形を両運化、車体を 伸ばした1580形が改番し700形となり、2代目は旧型車輌の機器を利用した19m3扉 の通勤車です。この車輌は本線が1500V昇圧したときに3代目1000系に改造されて います。 京阪は6と7のつく形式は兄弟のような関係となることが多いようです。「600」 と「700」の初代、2代目、3代目はもちろん、京阪本線の6000系と7000系も兄弟 のような関係となっています。(2006年8月 T・O)



2004年4月8日 浜大津〜三井寺
併用軌道を行く701+702編成。バックに見えるのは比叡山です。