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平成18年7月30日  戸袋窓が埋められ、スカートがついた更新後の姿です。 品川-北品川



 京急の1500形といえば、旧1000形の後継車ですね。 ただ、356両を数えた旧1000形に対し、166両で終わってしまい、京急の顔になりきれなかった感があります。 それまでの前照灯は1灯、客用扉は片開きから訣別し、前照灯2灯、両開きとなった初めての形式ですね。
 さて、1500形は昭和60年から平成5年まで製造され、4連が1501から1552、6連(サハを組込み8連)が1601から1654、 VVVFの6連が1701から1736と番号が分けられています。 そしてサハが1900形(1901から1924)となっています。 更に昭和60年、61年製造の1520までが鋼製車体、以降はアルミ車体となり顔つきに微妙な差があります。
 平成7年4月のダイヤ改正(120キロ運転が開始)に向けてブレーキの増圧改造が行われましたが、 鋼製車の20両は改造対象から外れたので、本線の特急、快速特急に使用されることはありません。
 京急の旧1000形はファンに人気があり私も好きな電車なのですが、1500形にはイマイチ魅力を感じません。 乗っても内装は旧1000形の流れを受け、誉めるところがありませんでした。 しかし、平成13年から始まった更新工事により現代の電車として恥ずかしくない内装になりました。 メデタシ、メデタシ。(2012年10月 H・T)