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五井の車庫内からの撮影なので、通常はこのアングルでは撮ることができません。
冷房化されているので8月ですが窓が閉まっています。  平成15年8月24日 五井駅


 以前、「電車でGO」というゲームがはやりましたが、本物の車両の運転は鉄道ファンの夢の一つですよね。 その夢が実現する体験運転の催しを小湊鉄道が開催しているというので、大学鉄研の仲間と参加してきました。
 さすがに営業路線での体験運転は国土交通省の許可が下りませんので、 運転できるのは五井の車庫内なので距離にすると2-300mでしょうか。でも、 マスコンのノッチを進めるとエンジンが唸り、ゆっくり動き始める、これは快感です!  初めて操作するマスコン、ブレーキハンドルですが、想像以上に重かったのが意外でした。 体験運転は年に何回か開催されていますので、興味のある方は小湊鉄道のHPでチェックしてください。
 さて、小湊鉄道のキハ200形は昭和36年から52年にかけて14両が製造されています。 国鉄のキハ20形に準じていますが、室内はロングシートでトイレがありません。 国鉄型のキハ20形は既に引退し、 JRに継承されず第3セクターとなった路線の車両も第2世代へと世代交代している今、 昭和36年生まれで49歳になるキハ201(と202)は貴重な存在ですね。 小湊鉄道の営業車はキハ200形だけですので、いつでもDMH17Cのエンジン音を聞くことができます。 また、キハ20形ゆずりで中央に寄った客用扉がワンマン化を拒んでいるそうです。 今のところ車両更新の噂を聞きませんので、ここ暫くは昭和の雰囲気を楽しむことができるようです。  (2010年6月 H・T)