トップナンバーアルバム

須坂駅で貨物入換仕業についているED5001です。 チョット一休みをしているのでしょうか。    1975年7月14日 須坂駅



 高校時代からの友人M・Nのネガから長野電鉄のもう1題はED5001です。モハ101に続きT・Oの解説でご覧ください。 昭和50年頃には引退間近の181系を追って私も長野に行っているのですが、長野電鉄には今だ乗ったことがありません・・・ (2011年2月 H・T)
 長野電鉄のモハ101と同じ日に撮ったED5001です。
 「あれ!この車両トップナンバーで見たことがあるぞ」と感じる方がいると思いますがこの車両、 越後交通のED511と同形式です。 と言うより、越後交通ED510形は北海道の定山渓鉄道が1969年(昭和44年)廃止され ED5100形2両が長野電鉄へ譲渡されトコロテン式にED5002とED5003の2両が譲渡されたものです。
 さて、ED5000形は1927年(昭和2年)日立製作所でED5001〜5003の3両製造され(当初はED501〜503でした)長野へお輿入れしました。 貨物列車や国鉄からの直通列車(もちろん客車です)の牽引に使用されています。 前述のED5100形入線によりED5002、ED5003が廃車されましたが、このED5001のみ入換や除雪、工臨用として残りました。 老朽化で2002年に除籍されましたが、長電テクニカルサービスで「機械」として須坂駅構内で使用されています。 しかし、アント機が導入され近年はほとんど出番がないようです。
 ところで、M・Nはこの後阪急へ写真を撮りに行っています。長野電鉄はモハ101を含め5コマしかなく、 途中の中央線や名古屋での撮影を合わせても20コマほどです。 しかし阪急はフィルム(36枚)2本以上ありました。彼の頭の中は「鉄道=阪急」だったようです。(2011年 T・O)