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平成24年1月9日  あさぎり4号  御殿場-足柄


 暫く前、旧1000形の引退がウワサされている頃(引退は平成22年)に京急がマイブームでした。 しかし、平成19年にモデルチェンジしたステンレス車体の新1000形が増殖してくると、 それに反比例して気持ちがしぼんでしまいました。 代わってマイブームに登場したのは、5000形の引退がウワサされた小田急です。 「なくなる」と言われると「撮っておこうか」と思ってしまうのですが、 かつてのSLブームの過熱ぶりに嫌気をさした経験から、興味のなかった形式は追わず、 ピークの前に撮影を終了することで「お祭り騒ぎとは一線を画しているんだ」と自分に言い訳している次第です。
 さて、20000形は好きと言うほどではないが、嫌いではない、という程度なので、積極的に狙ったことがありませんでした。 今年(平成24年)3月のダイヤ改正で「あさぎり」からJR東海が撤退し、 小田急からは20000形が引退と発表されたので、「一度はちゃんと撮るか」となった次第です。



平成22年1月31日  はこね29号  鶴巻温泉


 昭和62年に登場した10000形に続き、 平成3年3月から「あさぎり」に投入された20000形もハイデッカーとなりました。 しかし、20000形が嫌いではないが好きでもないのは、このハイデッカーが原因なのです。 横から見ると窓の位置が高く、腰高でカッコ良いと思えないのです。 バスの場合はスーパーハイデッカーであってもアンバランスとは感じないのに、 10000形・20000形をアンバランスと感じてしまうのは何故でしょう。 同じようなハイデッカーでもJR東日本の251系は窓を大きくとってあり、ずいぶん印象が違いますね。
 先輩の7000形よりも10000形・20000形が先に引退するのはバリアフリー化が困難だからと聞きますが、 JR東日本の251系に引退の声を聞かないのは不思議ではあります。(2012年3月 H・T)



平成24年1月9日  あさぎり5号  渋沢-新松田