トップナンバーアルバム

新宿側の先頭車がクハ2051です。その後、この場所は圏央道が横切るようになりました。  平成21年10月20日 厚木


 一時、小田急がマイブームでした。 そう、5000系が危ないと言われた頃です。 同年代の方と話すと3000系、4000系は超が付く不人気。 8000系、ステンレスの1000系、2000系はイマイチ。 皆さん思うことは同じようで、このマイブームも5000系の引退とともに尻すぼみになりました。
 さて、その頃についでに撮れたのが2000系トップ編成です。 小田急はT車を50番代の形式としているうえ、旧4000系、9000系以外は先頭車がクハなので、 どうもトップナンバーっぽくないのが困りものです。  評価がイマイチな2000系ゆえ、同じ顔を持つ1000系との区別がつきません。
 平成7年には通商産業省からグッドデザイン商品に選定されましたが、私はこの顔を見ると、 スター・ウォーズのエンドアの戦いでミレニアム・ファルコンの副操縦士だったサラスタンのニエン・ナンを思い出してしまいます。
 昭和63年から製造された1000系は4連、6連、8連、10連があり総勢196両、 千代田線に乗り入れたことがあったり、2000mmのワイドドア車があったり、 クハの中間車改造あり、ワイドドアの改造ありとバラエティー豊かなのに対し、 平成6年から製造された2000系は8連9本の72両といたってシンプルです。 ドア間の座席定員7名を確保しながらドア幅1600mmの車体を採用したことから別形式となったようです。
 最近、小田急は各駅停車しか停まらない駅もホームを10両対応に延長しているようです。 各停が10連化されるとオール8連の2000系は使いづらくなりそうですね。(2017年3月 H・T)


小田原側の先頭車はプラス400でクハ2451です。  平成21年10月10日 相模大野