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昭和49年3月16日  新小松


 最近の報道によれば、鉄ちゃんは単独行動を好むとか。うなづける点もあるのですが、 学生時代に鉄道研究会に入ると仲間や先輩から単独行動では得ることが出来ない刺激を受けたものです。
 ノーブルジョーカーのK・Hは151系を始めとする幹線系が好きなのですが、 中学・高校時代に親分と慕ったのが軽便好きのN・Iだったこともあって 幹線系とは対極にある軽便も得意としていました。 そんなK・Hとの旅で寄ったのが尾小屋鉄道です。 鉄研でK・Hと出会わなければ尾小屋には行かなかったことでしょう。
 当時、尾小屋鉄道には3両の気動車がいました。いずれも形式はキハ1形なのですが、 1・2・3それぞれ生い立ちも違えば形態も違う3両でした。
 キハ1は昭和12年日本車輌製。 ちょっとそっけない形態ですが軽便鉄道の気動車としては遅くまで現役だったことから有名ですね。 この日は荷台があるキハ2と遠州鉄道から移ってきた戦後製のキハ3が運用についていました。 (2006年11月 H・T)



昭和49年3月16日  乗客を乗せたキハ2と並んだキハ1  新小松