トップナンバーアルバム

残された路面区間は市民の足として根付いています。   2008年11月15日 電車事業所前電停


 今月は北海道の路面電車特集になりました。 友情出演は札幌市からの参加です。札幌の路面電車はヨーロッパ風デザインと言うのでしょうか、 ちょっと独特な雰囲気が魅力ですね。
(2010年8月 H・T)
 札幌には同年代の従兄弟が住んでおり、 ある時「XXXへ電車で行くから」と言われ「???」意味が判らなかったことがあります。 北海道では札幌近辺でも電化が遅く(1968年)“汽車”がかなり遅くまで走っていたからでしょうか、 市電を“電車”と呼ぶことがあるようです。
 1958年(昭和33年)製造の330形から始まった丸味を帯びた形は札幌市電スタイルを確立し、 1985年(昭和60年)8500形が登場するまで保ってきました。 また200番台形式は北海道企業が製造した“道産子”でもあります。
 220形「221」は丸味を帯びた形で北海道の泰和車両が1958年(昭和34年)製造という両方の特徴を持った車両です。 前年に製造された210形と同一ですが、製造年度の違いから別形式となりラッキーなトップナンバーとなっています。 220形は8両製造されましたが既に6両が廃車され、現在は「221」「222」のみ頑張っています。 しかし、直接制御から間接非自動制御に改造され車体も2度更新されていますので、 まだまだ活躍すると思っています。 (2010年8月 T・O)


札幌を訪れたのは11月15日でしたが、札幌市電名物のササラ電車(除雪車)は いつでも出動できるように準備が整っていました。 ちなみにこの年の第一回目は翌週だったそうです。     2008年11月15日 電車事業所:許可を得て撮影