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平成15年(2003)11月23日  かしわ台

 大学鉄研の仲間のT・Oによる友情出演シリーズ6001特集のその3です。窓の開 閉にモーター駆動を採用したり、かたくなに直角カルダンと外側取り付けのディ スクブレーキを採用し続けてきた相鉄ですが、231系ベースの10000系でついに伝 統が途絶えてしまったのは残念です。
(2004年2月 H・T)
  現在の相鉄通勤形、20m4扉の基礎となった車輌です。昭和36年(1961)か ら製造が始まり昭和45年(1970)に新6000系にバトンタッチするまで120両製造 されました。ボディ・マウント・オールMの新性能車5000系の実績を踏まえて、 MT・1M方式が採用されました。
  「いつでも、どこでも、どのようにでも」組成できるオール貫通車とし、ま た当時は冷房設備がなかったことから、夏場の通風をよくするため運転室後部の 客席に窓を設けているのが特徴です。
  すでに廃車されていますが、かしわ台工機所(工場)にアルミ試作車の6021 と手を繋いで保存されています。(2004年2月 T・O)