トップナンバーアルバム

イベントは避けているのですが、まだ撮ったことがなかったので引退記念の運転にでかけてしまいました。   平成24年2月26日  自由が丘

引退記念列車は一日中走っていたので反対側も撮ってしまいました。   平成24年2月26日  大岡山-奥沢


 今月の友情出演がJR東日本のクモヤなので私も非営業用車から東急のデヤ7200・7290を選んでみました。
 7200系は、7000系の後継車として昭和42年に登場しました。7000系とは異なりMT比1:1を基本としていますが、 東横線用だけは急行運用に備えてサハの予定形式をデハとしています。 また、制御器のメーカーは7000系と同じく日立と東洋なのですが、7200系ではメーカーで番号が分けられ、 0番代が日立、50番代が東洋となっています。
 当初は東横線用Mc-M-M-Tc+Mc-Tcの6連3本田園都市線用Mc-Tc+Mc-Tcの4連8本の合計50両でした。 鷺沼以遠が2連だった田園都市線を意識した構成ですね。 東急車輌と組んで5200系以降はステンレス車体を採用してきた東急ですが、7200系では2両のアルミ車があります。 試作的な位置付けで、番号も1から始まる付番ルールに反して7200と7500がふられています。 このアルミ車が後にデヤとなる訳です。昭和47年には目蒲線用に3連1本が増備されて総勢53両が出揃いました。
 東横線18m車の8連化では田園都市線から6両を召し上げたので、 相方を失ったアルミ車がこどもの国線で使われるようになります。 その後の田園都市線の6連化、目蒲線の4連化、7200系の冷房改造では常にアルミ車は対象外となり、 デヤ3001の後任として事業用車に改造されることになります。  デヤ3001とは異なり、デヤ7200・7290にはもう一つの任務があります。 それは、田園都市線がATC化されたので、ATCを持たない車輌を長津田工場まで牽引することです。 そのためにクハ7500はデハ7402のVVVF化で浮いた電装品で電動車化し、デハ7200・クハ7500とも両運化されました。
 TOQiが新製されて引退しましたが、18mの両運1M車ですので、どこか引き取り手が現れるのではないでしょうか。
(2013年11月 H・T)


引退後は長津田工場のとなりにある東急テクノシステムに置かれています。   平成25年2月3日

現役時代には増設運転台はなかなか見ることが出来ませんでした。   平成25年2月3日