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三沢寄りのモハ7701(東急:デハ7704←デハ7048)
なお、十和田市駅がスーパーに併設される形に生まれ変わってからも、右手方向 には旧十和田市駅が残置され、車輌留置場所となっていましたが、撮影した時は 更地となっていました。(2005年10月30日 十和田市駅)


 東急の電車は廃車後に他の会社に移る例が多いですね。さすがに20m4扉の 8000・8500系では引き取り手が限られ解体される車もあるようですが、電車 だけでなくバスも手入れがよく、中古市場では評判がいいとか。これって社風 なのでしょうか。
 そんな元東急を友人のT・Oが撮ってきたのでご紹介します。(2006年1月 H・T)
 この十和田観光電鉄のモハ7701は元東急の7700系です。東急目蒲線(目黒〜 蒲田間)、池上線(五反田〜蒲田間)で使用されていましたが、目蒲線が南北線 ・三田線と直通する目黒線と多摩川線に分断された時、余剰となり中間車の7800 を抜いてMc+Tcで3編成、十和田観光電鉄にやってきました。このトップ ナンバーアルバムに掲載されている 東急の7701 とは兄弟車となります。
 東急7701で紹介されていますが、元は東急がアメリカのバッド社と提携し、 開発した日本最初のオールステンレス車輌の7000系です。この車輌には、私も T・O氏(たまたま、イニシャルは同じですが、1年先輩です)と同じく学生時代に 東横線を利用しており愛着があります。凹んだ貫通扉、同じRで作られた屋根など アメリカらしさを感じたものです。それから30年経ちましたが、地方鉄道で活躍 しているのを見ていると嬉しくなりました。 (2006年1月 T・O)



東急で7000から7700に改造された運転台そのままのようです。 ATCの車内信号付き の速度計に見えるが東急時代にもATCは 載せていません。 (2005年10月30日)


十和田市寄りのクハ7901(東急:クハ7904←デハ7047)
東急時代と比較すると列車アンテナが十和田観光電鉄用に変更されていたり、貫通路 の渡り板が撤去されていたりしていますが、大掛かりな改造はされていません。 (2005年10月30日 十和田市駅)