トップナンバーアルバム


 廃車が発表になった1000形のトップ捕獲作戦を友人のT・Oと展開中に2000形のトップが網にかかりました。 ここで横浜市の符番を復習すると、千の位が形式、百と十の位が編成番号、一の位が号車を表わしています。 1000形のトップが1011でしたから、2000形のトップは2011かと思うと、さにあらず。 編成番号が形式にかかわらず通し番号になっているのです。2000形は6連9本が製造されていますが、 編成番号は1000形の続きで15から23となっているのです。 従って最若番は第15編成の1号車である2151となります。
 さて、2000形は昭和60年3月14日の上永谷-舞岡と横浜-新横浜の開業用として昭和59年に登場、 1000形とは異なり当初より6連で製造されています。両端がTc、中間はチョッパ制御のM、 車体はオールステンレスとなりました。
 ブルーラインにホームドアを設置し、ワンマン化・ATO化することになりなりましたが、 新しい3000形のドア位置が1000形・2000形と異なっており、 2000形は車齢20年そこそこにもかかわらず台車・一部の機器を代替3000S形に供出し、 1000形と共に引退しています。
 最終運行は平成18年12月13日、1000形とは異なり保存車もなく解体されています。 活躍期間が短いこと、両数も少ないことから影の薄い存在だったように思います。
(2009年1月 H・T)



平成16年1月14日 仲町台 撮影:H・T



平成16年1月7日 仲町台 1985年の伸延時に製造された車両ですが2004年まで乗ったことがありませんでした。   撮影:T・O

平成16年1月11日 上永谷車庫 車庫を覗いたらトップナンバー同士が並んでいました。
黒い影は金網越しに撮影したので金網が写りこんだものです。 撮影:T・O